判決を下す とはどういう意味ですか?

〔+ 前置詞 + ( 代) 名詞 〕〔 …に 有利に 〕 判決を下す 〔for， in favor of 〕; 〔 …に 不利 に〕 判決を下す 〔 against 〕. The judge decided against [for, in favor of] the defendant. 裁判官 は 被告人 に 不利な [ 有利な] 判決を下した.

判決とはなんですか?

判決とは？ 判決 は、公開の法廷で宣告されるものです。 たとえば、検察官をモデルにした裁判ものの映画などで、クライマックスに被告人に対して、 裁判官が何かを読みあげている シーンは多いと思います。 最終的な結論として 有罪 か 無罪 か？ その結論に至った 理由 は何か？ といったことを伝えている場合、それは「判決」です。 裁判所の判断内容によって、可能な裁判の形式は異なります。 判決・決定・命令それぞれについて、できる場面は限定されています 。 判決には、 有罪判決・無罪判決・管轄違いの判決・公訴棄却判決・免訴判決の5種類 があります。 このうち「 有罪判決 」「 無罪判決 」は、いわゆる「 実体裁判 」で言い渡される判決です。

裁判で下された判決文すべてが判例ですか?

実際の裁判で下された判決文すべてが判例ですが、 実務を拘束するのはあくまでも最高裁判所の判例 です。 最高裁は、法律に関する多様な解釈を統一し、国の判断を示す役割を果たす唯一の機関です。 その最高裁の判例は、後に起こる類似の裁判の判決を左右するため、弁護士や検察官の訴訟戦略にも影響を及ぼすんですね。

高裁の判断は不当ですか?

高裁は、被害者が１人の強盗殺人事件では、殺害に計画性がなければ死刑としない量刑傾向を重くみて、傾向から外れた判断をする場合には、説得力のある理由が必要なのに、私たちの判決は不十分だったと指摘しました。 高裁の判断は不当だと思いません。 ただ、どんな結論がよかったのかと問われれば、正直なところよく分かりません。